介護の基礎知識
LIFE対応介護ソフト10選 選び方やLIFEの概要を解説

LIFE(科学的介護情報システム)は、2021年の介護報酬改定に伴い導入されたシステムです。この記事では、介護ソフトを活用してLIFEを導入したい事業所様に向けて、LIFEの概要や、LIFE対応の介護ソフトの比較、おすすめソフト10選をご紹介します。
LIFE(科学的介護情報システム)とは?

LIFE(Long-term care Information system For Evidence)は全国の介護施設や事業所で記録された利用者のケアプランや介護計画、日々のアセスメントの結果等に関するデータを収集して、集まった全国のデータに基づいて事業所にフィードバックを提供するシステムです。
事業所毎のフィードバックでは、自施設が提供するサービスが全国の同じサービスを提供する施設・事業所と比べてどの位置にあるかを確認できます。利用者毎のフィードバックでは、自施設での利用者の状態の変化を把握できます。
LIFEによるフィードバックは、他の施設での取り組みや状況と組み合わせて活用することで、質の高いケアの実現に役立ちます。また、このデータは研究にも活用され、介護分野における新たな発見やフィードバックの充実が期待されています。
LIFEの前身として、2016年度から通所・訪問リハビリテーションデータ収集システム「VISIT」を運用し、リハビリテーションマネジメントで活用されるリハビリテーション計画書等の情報を収集するとともに、2020年5月から高齢者の状態やケアの内容等データ収集システム「CHASE」を運用し、利用者等の心身の状況や提供されるサービス等に関する情報を収集してきました。
令和3年4月より、「VISIT」及び「CHASE」の一体的な運用を開始するとともに、科学的介護の理解と浸透を図る観点から、名称は「科学的介護情報システム(Long-term care Information system For Evidence)」の頭文字をとって、「LIFE」とされました。
VISITとは
通所・訪問リハビリテーション事業所を対象に、リハビリデータを集約する目的で運用が開始されたデータベースが「VISIT」です。
現場からのデータ提供を促進するため、2018年の介護報酬改定において、データを評価するリハビリテーションマネジメント加算が新設され、算定単位の上乗せ区分が設けられました。
CHASEとは
科学的介護の実現を目指し、利用者の身体状況やケア内容を蓄積し、最適なケアを提供するために運用が開始されたデータベースです。蓄積されたデータを分析することで、自立支援や重度化防止につながる適切な介護の方法を明らかにすることができます。職員同士で話し合うと、個々の考え方や主観が入り、結論を出すまでに時間がかかることもあります。
しかし、このシステムを活用すれば、客観的に課題を特定し、解決策を導き出すことができるため、より良い介護の実現に向けてスムーズに前進できます。
科学的介護とは?
科学的介護は、エビデンスに基づいた介護を指します。エビデンスとは、「根拠」や「裏付け」の意味で、医療分野での「科学的根拠に基づいた医療(Evidence-Based Medicine::EBM)」を提供することが重要とされています。
EBMでは、患者の状態を考慮し、文献や研究結果に基づいて適切な医療を提供することが重視されます。
介護分野では、研究論文ではなく、事業所ごとの利用者データを蓄積して分析し、質の高いケアを提供するための根拠を構築します。このデータに基づき、科学的に有効なケアが実践され、利用者の重症化予防にも役立つと期待されています。
LIFE導入の目的と役割

LIFEは、データに基づいたPDCAサイクルを推進することを目的として導入されました。PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のプロセスを繰り返すことです。このサイクルを活用することで、ケアの質の向上が期待されています。
介護現場でも、データに基づくPDCAサイクルを使うことで、明確な目標を設定し、関わるスタッフ全員が共通の認識を持ちやすくなります。ただし、LIFEのフィードバックを活用する際には、数値だけを見て判断せず、内容をきちんと解釈する必要があります。
LIFEから提供されるフィードバックは、事業所ごとや利用者ごとのデータを反映しており、ケアの成果を評価する指標が複数あります。しかし、その数値がすべてケアの良し悪しを直接的に示すものではない点に留意し、総合的に解釈することが重要です。
PDCAサイクルを通じてケアの質を向上させる方法は以下の通りです。
- P(Plan):ケアの目標設定や計画作成(例:他施設との比較を通じて現状把握、過去のデータを用いて変化傾向を予測)
- D(Do):計画に基づいてケアを実施
- C(Check):利用者の状態やケアの評価と記録、LIFEへのデータ提出(例:目標達成度を客観的に把握)
- A(Action):LIFEからのフィードバックに基づいてケアの見直しや計画書を修正(例:フィードバックで成果を数値化し、どの項目を改善する必要があるか確認)
科学的介護情報システム(LIFE)に入力するデータ項目
科学的介護情報システム(LIFE)に必要なデータ項目は、施設系サービスと通所・居宅系サービスで異なります。データ項目は以下の通りです。
<施設系サービス>
- 評価日・前回評価日
- 記入者名
- 利用者氏名
- 日常生活自立度
- 基本情報(保険者番号・被保険者番号・事業所番号・生年月日・性別)
- 既往歴
- 服薬情報
- 同居家族の有無
- 家族が介護できる時間
- ADL(バーセルインデックス)
- 在宅復帰の有無
- 身長・体重
- 褥瘡の有無
- 口腔の健康状態
- 誤嚥性肺炎の発症・既往
- 認知症の診断
- DBD13
- Vitality Index
<通所・居宅系サービス>
- 評価日・前回評価日
- 記入者名
- 利用者氏名
- 日常生活自立度
- 基本情報(保険者番号・被保険者番号・事業所番号・生年月日・性別)
- 既往歴
- 服薬情報
- 同居家族の有無
- 家族が介護できる時間
- ADL(バーセルインデックス)
- 在宅復帰の有無
- 身長・体重
- 褥瘡の有無
- 口腔の健康状態
- 誤嚥性肺炎の発症・既往
- 低栄養状態のリスクレベル
- 栄養補給法
- 食事摂取量
- 必須栄養素
- 提供栄養量
- 血清アルプミン値
- 認知症の診断
- DBD13
- Vitality Index
LIFEによる科学的介護を導入するメリット

科学的根拠に基づいた介護サービス提供が行えるようになる
介護業界では、これまで経験則に基づいたサービス提供が主流であり、そのためサービス内容の見直しが客観的な指標に基づいて行いづらいという特徴がありました。また、経験則によるサービス提供は、施設ごとにサービスの質にばらつきが生じ、利用者が混乱したり、不利益を被ったりする可能性もあります。このような課題を解決するために、LIFEの導入が非常に有効です。
LIFEを活用することで、定期的にフィードバックを受け取ることができ、そのフィードバックをもとにPDCAサイクルを回すことで、施設内で提供する介護サービスの質を着実に向上させることができます。科学的根拠に基づいた介護サービスを提供することで、介護の質が向上し、その結果として利用者満足度の向上が期待できるでしょう。
利用者満足度の向上は、施設運営においても非常に重要なポイントです。科学的根拠に基づいた介護サービスを提供することは、質の向上だけでなく、施設運営の効率化や信頼性向上にもつながり、施設全体の効果的な運営に寄与することを理解しておきましょう。
多くの加算を取得できる
LIFEを施設に導入することで、多くの加算を取得できるメリットもあります。
介護施設が取得できる加算の中には、LIFEへのデータ提出を算定要件としているLIFE関連加算が多くあります。それらの加算を取得できることもLIFEによる科学的介護を行うメリットのひとつです。
LIFEの活用が要件に含まれる加算一覧
- 科学的介護推進体制加算(Ⅰ):40単位/月
- 科学的介護推進体制加算(Ⅱ):50単位/月~
- 個別機能訓練加算(Ⅱ):20単位/月
- ADL維持等加算(Ⅰ):30単位
- ADL維持等加算(Ⅱ):60単位/月
- 栄養アセスメント加算:50単位/月
- 口腔機能向上加算(Ⅱ):160単位/回
- 褥瘡マネジメント加算(Ⅰ):3単位/回
- 褥瘡マネジメント加算(Ⅱ):13単位/回
- 排せつ支援促進加算(Ⅰ)10単位/月
- 排せつ支援促進加算(Ⅱ):15単位/月
- 排せつ支援促進加算(Ⅲ):20単位/月
- 自立支援促進加算:300単位/月
- 栄養マネジメント強化加算:11単位/日
- 口腔衛生管理加算(Ⅰ):90単位/月
- 口腔衛生管理加算(Ⅱ):110単位/月
LIFEを導入することによって、算定できる加算の中で特に代表的なものが「科学的介護推進体制加算」です。
科学的介護推進体制加算は、他の加算と異なり、LIFEにデータを提出しフィードバックを受け取るだけで、施設を利用しているすべての利用者に対して算定できる加算です。これにより、施設全体に対して一律で加算が適用されるため、施設運営において非常に大きな影響を与える加算となります。
施設で算定できる加算が増えることは、施設の収益向上にも直結します。収益の増加は、施設の運営を安定させる要因となり、経営面での安心感をもたらすため、LIFEの導入は施設運営における重要なメリットとなります。
科学的介護推進体制加算(LIFE加算)とは?
科学的介護推進体制加算は、LIFE(科学的介護情報システム)を活用し、データ提出とフィードバックを通じてPDCAサイクルを推進し、ケアの質を向上させる取り組みを評価する加算で、2021年度の介護報酬改定でLIFE導入とともに新設されました。
科学的介護推進体制加算の対象となる介護サービスは、施設系と通所・居宅・機能系にわかれます。それぞれについて詳しい対象サービスと加算単位数、算定要件を解説します。
【施設系】科学的介護推進体制加算の算定要件・単位数

【通所・居宅・機能系】科学的介護推進体制加算の算定要件・単位数
通所・居宅・機能系サービスでは、加算は(Ⅰ)のみで、算定要件も入所系の(Ⅰ)と同様です。単位数は月40単位となっています。対象施設は以下のとおりです。
- 通所介護
- 通所リハビリテーション
- 認知症対応型通所介護
- 地域密着型通所介護
- 特定施設入居者生活介護
- 地域密着型特定施設入居者生活介護
- 認知症対応型共同生活介護
- 小規模多機能型居宅介護
- 看護小規模多機能型居宅介護
介護サービス事業所ごとのLIFEの利用状況

令和3年度の介護報酬改定に基づくアンケート調査をもとに、LIFEの利用状況と今後の課題について解説いたします。
LIFEは、各介護サービスにおいて初年度から積極的に利用されています。LIFEの利用状況については、「データ登録が完了している」から「利用申請を予定している」といった回答まで含めると、次のような結果となっています。
- 特別養護老人ホーム:88.2%
- 通所介護:78.1%
- 認知症対応型通所介護:78.2%
- 老人保健施設:93.1%
- 通所リハビリ:91.0%
- 介護医療病院:82.8%
78.1%~93.1%の施設がLIFEを積極的に活用予定であることから、積極的にLIFEの利用に取り組んでいる事業所が多いことがわかります。
一方で、どのサービスにおいても約1〜3割の事業所が「利用申請を予定していない」と回答しています。その理由として、「システムへのデータ登録が負担」や「システム全体への理解が負担」といった意見が多く、LIFEの利用自体が負担になっている施設や事業所もあることが明らかになっています。
また、LIFEへのデータ提出を要件とする加算が新たにいくつか設けられました。その中でも、「科学的介護推進体制加算」は特に積極的に算定されています。
科学的介護推進体制加算の算定状況について、「加算(Ⅰ)を算定」「加算(Ⅱ)を算定」「算定予定」の回答を含めると、以下のような結果となっています。
- 特別養護老人ホーム:70.6%
- 通所介護:57.9%
- 認知症対応型通所介護:55.5%
- 老人保健施設:84.4%
- 通所リハビリ:76.4%
- 介護医療病院:65.5%
LIFEの利用申請から関連加算の取得に向けて、多くの事業者が初年度から積極的に取り組んでいる状況が見受けられます。しかし、ADL維持等加算や自立支援促進加算、排せつ支援加算などのアウトカム評価を要件とする加算については、算定率が低迷しています。
特に、ADL維持等加算は通所介護から特別養護老人ホームへ適用が拡大されたものの、86.9%の事業所が「算定する予定はない」と回答しています。その主な理由として、「かかるコスト・手間が加算額に見合わない」との意見が挙げられています。また、自立支援促進加算や排せつ支援加算は、医師が算定要件に関与する必要があり、医師の業務体制が整っていない施設では算定が難しい状況です。
今後の課題としては、収集が難しいデータをどのように集めて現場に活かすか、また、算定が難しい加算については現場の実情に即した条件設定が求められます。これらの課題に対応することで、科学的介護の発展と現場の負担軽減が期待されます。
参照:2021 年度(令和 3 年度)介護報酬改定に関するアンケート調査(前編) 令和3年11月LIFEは義務化されるの?
2025年2月現在、LIFEは義務化されていません。
高齢化に伴い、介護給付費が増加していることから、介護報酬の適正化は政府にとって必須の要件であり、それらを進めるための政策の一環がLIFEである可能性があります。LIFEを用いて介護サービスの成果を可視化し、事業所のサービスの質に基づいて介護給付費の適正化を進めるのであれば、LIFEの導入は今後さらに拡大していく可能性が高いでしょう。
現在でも、LIFEの活用等が要件として含まれている加算は、訪問介護等の一部のサービスを除き、ほぼ全てのサービスにおいて導入されています。それにより、LIFEを取り入れていない介護事業所の経営は厳しい状況になっていくため、義務化はされていないものの、介護事業所の安定的な経営においては、LIFEは既に必須の要素になりつつあると言えます。
従来のLIFEと新LIFEの変更点
「LIFE」は2021年度介護報酬改定で創設され、2024年度介護報酬改定でシステムの改修があり、 URLや登録方法も変更となっています。 新LIFEシステムは2024年4月22日から一部稼働し、8月1日から本格稼働がされました。
従来のLIFEは「自立支援」を目的としていましたが、いくつかの課題がありました。例えば、フィードバックの内容が分かりにくい、アウトカムの評価が適切でない、データ提出のタイミングが複雑、評価項目に重複が多いなどが挙げられます。
2024年の介護報酬改定により、LIFEのシステムに改善が加えられ、以下の点が変更されました。
フィードバック項目の見直し
従来のLIFEでは、フィードバックが粗く、データ活用が難しいとされていました。そのため、以下の点が改善されました。
- Excel形式での提供ではなく、ブラウザ上で操作できるようになり、操作性と視認性が向上。
- 複数時点での時系列データを参照できるようになった。
- 全国値を様々な要素で絞り込み、類似した状況の事業所や利用者と比較できるようになった。
- 自施設の位置を全国値と比較して確認できるようになった。
ADL維持等加算の改善
ADL維持等加算の評価や計算方法が見直され、よりわかりやすくなりました。従来の計算方法では評価が不十分とされ、複雑すぎて算定が難しいという声がありました。改善後は、計算方法がシンプルになり、ADL維持等加算(II)におけるADL利得値も「2以上」から「3以上」へ変更されました。
データ提出タイミングの見直し
データ提出のタイミングは、すべてのデータが「3ヶ月ごと」に統一され、提出の手間が軽減されました。しかし、ADL維持等加算に関しては、「6か月ごと」の提出頻度に変更はありません。
LIFEには介護ソフトがあると便利

LIFEの入力方法は介護記録ソフトから出力されるCSVファイルを取り込んで行う方法と、LIFEの入力フォームから画面上で手入力で行う方法の2種類があります。
介護記録を手書きしている事業所や、LIFE非対応の介護ソフトを使用している事業所では、LIFEの入力フォームから画面上で手入力する必要があり、非常に手間がかかります。
LIFEに対応した介護ソフトを使用することで、介護ソフトから出力されるCSVデータをアップロードするだけで利用者情報の入力が完了するため、手入力に比べて作業時間と手間を大幅に削減できるメリットがあります。毎月の更新も、日々の記録を介護ソフトに記録しておけば、介護ソフトからCSVデータを出力してLIFEに取り込むことで簡単にデータを取り込むことができます。
LIFE対応の介護ソフトに乗り換える際の注意点
LIFE対応の介護ソフトへの移行を検討する際、最も大きな課題となるのがデータの移行問題です。膨大なデータをすべて移行することは難しい場合が多いです。利用者の名前や介護保険などの基本情報については、比較的低コストで移行できる場合が多いですが、詳細な記録や履歴の移行はより複雑で、費用がかかることがあります。
全てのデータを移行することは現実的ではないため、介護ソフトを選ぶ際には、どのようなデータが移行可能かを事前にメーカーに問い合わせることが重要です。各メーカーによって、移行できるデータの範囲や方法は異なりますが、自動でデータを移行することは通常できません。そのため、多くの情報を移行したい場合には、手入力による「データパンチ移行」が必要になります。この方法は時間とコストがかかるため、十分な準備と予算の確保が求められます。
さらに、新しい介護ソフトに移行する際には、スタッフへの教育コストも考慮しなければなりません。便利さを享受する一方で、その導入に伴うコストや労力についても注意が必要です。LIFE対応の介護ソフトへの移行は、多くの利点がある反面、慎重な計画と準備が不可欠です。
LIFEへのデータの入力頻度
LIFEを活用した加算の算定において、厚生労働省によるデータ処理は毎月10日に行われます。そのため、算定に必要なデータ入力は必ず毎月10日までに完了させる必要があります。ただし、加算を算定するために必要なデータの入力頻度は、各加算の要件によって異なります。そのため、事業所は対象となる加算の具体的な要件を事前に十分確認し、適切なタイミングでデータ入力を行うことが重要です。
さらに、利用者の利用開始時期によって評価月が異なる場合があり、それに応じて入力頻度も変わる可能性があることに注意が必要です。事業所は、これらの点を踏まえて適切な加算算定につなげることが重要です。
介護ソフトを使用してのLIFE(科学的介護情報システム)利用の流れ
介護ソフトとLIFE間の連携について
介護ソフトを使用してLIFEを利用する際の大まかな流れは以下の通りです。
- ①LIFE対応のCSVデータを出力
- LIFEの利用のためにはまず、LIFE対応の介護ソフトからLIFEに取り込むためのCSVデータを出力する必要があります。
- ②LIFEのサイトにてCSVデータをアップロード
- LIFEのサイトにCSVデータをアップロードします。
例:介護ソフトのトリケアトプスでのCSVデータ連携

介護ソフトのトリケアトプスでは、利用者情報をはじめ、各種様式の入力画面にて登録したデータをCSVファイルでダウンロードし、「LIFE」の外部データ取込よりアップロードいただけます。
この機能により、利用者情報などのデータの手入力を行わなくても、簡単にLIFE加算を受けることができます。
LIFEの公式ページへのログイン方法
LIFE利用には、まずLIFEの公式ページにログインする必要があります。以下ではLIFEの公式ページにログインする方法を説明します。
LIFEトップページ- ①新規ログイン
- 介護施設・事業所がLIFEを利用するためには、まず新規ログインが必要です。利用料は無料です。
インターネットに接続されたパソコンからLIFEのトップページ(https://life-web.mhlw.go.jp/home)にアクセスします。
画面上の「新規登録」ボタンをクリックすると、ログイン情報の入力画面が表示されます。ワンタイムパスワード入力欄がありますので、メールで送られて来たワンタイムパスワードを入力すると新規ログインは完了です。 - ②管理ユーザーを設定する
- 「管理ユーザー」の情報を登録します。
- ③LIFE の起動アイコンを準備する
- LIFE の起動アイコンを、使用しているパソコンのデスクトップにダウンロードします。
- ④管理ユーザーが初期設定をする
- 端末やパスワード変更、代表事業所名などの初期設定を行います。
- ⑤管理ユーザーから操作職員へログイン情報を連携する
- 管理ユーザーは操作職員用の端末の設定、操作職員用のログイン ID とパスワードの用意などを行います。
LIFE対応の介護ソフト10選
以下ではLIFEに対応した介護ソフトの中からおすすめのソフトを10選ご紹介します。介護ソフト選びのご参考にしてみてください。
トリケアトプス(岡谷システム株式会社)

- 料金:月額220円~(従量課金制・上限5,500円)
トリケアトプスは介護・看護・障がいに対応した総合型クラウドソフトです。介護記録では日々の介護記録を入力すると実績(請求)へ連動し、自動で実施記録票などを作成します。実績入力や国保連請求、利用者請求はもちろん、シフト作成やアプリ連携、LIFEやケアプランデータ連携など、低価格帯の介護ソフトながら、多くの機能が付いたコスパの良い介護ソフトです。
登録したデータをCSVファイルでダウンロードし、「LIFE」の外部データ取込よりアップロードすることができるため、利用者情報などのデータの手入力を行わなくても、簡単にLIFE加算を受けることができます。
トリケアトプス(岡谷システム株式会社)まもる君クラウド(株式会社インタートラスト)

- 料金:月額7,800円~
クラウドサービスのため、スマートフォンやタブレットを使って外出先からでも利用できます。介護請求や個人情報の管理、計画書やアセスメントの作成を簡単に行うことができます。さらに、売上管理や記録管理など、多岐にわたる事務作業を幅広くサポートしてくれます。
「ケアプランデータ連携システム」や「科学的介護情報システム(LIFE)」などの行政の取組にも完全対応しているので、業務ごとにソフトを分ける必要がなく、一気通貫で運用していただけます。
まもる君クラウド(株式会社インタートラスト)ケア樹(株式会社グッドツリー)

- 料金:年額43,800円~
ケア樹は快適な利便性とクラウド技術を活かした信頼性、拡張性が特長のソフトです。LIFE情報の登録・出力機能に対応しています。その他、ケアプランデータ連携や介護保険請求の実績データのインターネット伝送、システム上での請求結果確認にも対応しています。
ケア樹(株式会社グッドツリー)ナーシングネットプラスワン(プラスワンソリューションズ株式会社)

- 料金:月額8,000円〜
ナーシングネットプラスワンは、シンプルな操作で国保連への請求までスムーズに行えます。
利用者情報の登録、サービス利用票の作成、給付管理、介護給付費請求書の作成をはじめ、計画書やモニタリング表の作成など、幅広い業務をこれ一つで対応可能です。
ケアカルテ(株式会社ケアコネクトジャパン)

- 料金:要問い合わせ
ケアカルテは、“介護現場を知っているシステム会社”という創業以来培ってきたノウハウを活かし、AIを活用した音声記録ツールなど最新技術でお客様の「時間を生み出す」お手伝いをいたします
ケアカルテ(株式会社ケアコネクトジャパン)カイポケ(株式会社エス・エム・エス)

- 料金:月額5,000円(税抜)~
カイポケは、記録請求だけではなく、豊富な経営支援機能付きソフト。記録請求以外にも、会計、経営管理、勤怠管理、給与計算など、豊富な経営支援機能・サービスを提供しております。
カイポケ(株式会社エス・エム・エス)介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)

- 料金:月額16,500円~(標準パックで契約した場合)
シンプルで分かりやすい画面と操作性が特徴で、パソコンが苦手な方でも簡単に使えるソフトです。
介舟ファミリーは、現在利用中のソフトからのデータ移行に対応しており、スムーズな切り替えが可能なソフトです。初期の操作説明や初回の請求業務も丁寧なサポートがあるため、安心して使い始められます。
介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)キャンビルネオ(株式会社日本ケアコミュニケーションズ)

- 料金:3,000円~(居宅療養管理指導)
キャンビルネオは、請求・伝送だけでなく、業務・経営の面からも介護事業をトータルで支援するシステムです。全介護サービスを網羅しており、機能も充実。インターネット上でいつでも・どこでも・何台でも利用可能です。
キャンビルネオ(株式会社日本ケアコミュニケーションズ)ブルーオーシャンノート(株式会社 ブルーオーシャンシステム)
-1.png)
- 料金:要問い合わせ
ブルーオーシャンノートは高齢者介護・障がい者支援事業所・保育事業所の記録管理業務に特化した介護記録システムです。
ブルーオーシャンノート(株式会社 ブルーオーシャンシステム)ファーストケア(株式会社ビーシステム)

- 料金:月額9,240円
請求、記録、計画書、介護の現場で必ず必要となる機能が1つのソフトに全て入った介護ソフトです。
ファーストケア(株式会社ビーシステム)介護ソフトのトリケアトプスは新LIFEに対応しています

介護ソフトのトリケアトプスは、介護現場の負担を軽減し、効率化を行うためのLIFE対応の介護ソフトです。
トリケアトプスが今まで6,000以上の事業者様に選ばれてきたポイントは以下の4つです。
- 01 お得な料金体系
- トリケアトプスは従量課金制を採用しており、ご請求は使った分のみ。
従量課金制の介護ソフトの中では業界最安値です。
最低220円/人~使用できるので、事業所立ち上げの際や、中小規模の事業所様にぴったり。
上限価格もあるため安心です。
オプションによる追加費用も無しで、全ての機能を標準装備で使用可能です。 - 02 パソコンが苦手な人でも使いやすい画面
- ケアマネジャーやヘルパーさん、どんな人でも使いやすいよう、直感的にどこに何があるか、分かりやすい操作画面を設計しました。
iOS/Androidのスマホアプリも対応しており、スマホからでも簡単に実績入力が行えます。
イメージキャラクターのトリケアちゃんが見守ってくれる、女性に人気の可愛い操作画面です♪ - 03 ご利用いただいている事業者様の92%が「サポートに満足」と回答
- 介護ソフトの使い方で分からないことがあれば、お電話にて、専任のオペレーターが丁寧に対応致します。
開発元が運営も行っているため、わからないことは丁寧にしっかりとご説明することができます。
電話もつながりやすく、困っている時にすぐ頼っていただけます。 - 04 お客様のお声から機能を開発
- お客様から多くの声を寄せられた「こんな機能がほしい!」という機能を、他社では対応できないスピードでの実装を実現。ほぼ標準機能としてアップデートしているため、追加費用はいただきません。開発元がサポートも行っているため、ダイレクトに機能を反映することができます。
トリケアトプスは、最大3ヶ月間の無料体験を実施しております。
この機会にトリケアトプスをぜひお試しください。