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介護の基礎知識

クラウド(ASP)型介護ソフト12選!メリットや選び方、注意点を解説

介護ソフトにはインストール型・クラウド型がありますが、自事業所にはどちらのソフトが最適かわからず悩まれる事業所様も多いかと思います。
この記事では、インストール型・クラウド型の違いや主なクラウド型介護ソフト12選、介護ソフトの選び方や注意点など、詳しくご紹介します。

クラウド(ASP)型の介護ソフトとは

クラウド型介護ソフトとは、職員が所持しているパソコンやタブレットなどのデバイスから、インターネット経由で操作ができる介護ソフトのことで、ASP型介護ソフトと呼ぶこともあります。

クラウド型介護ソフトでは、介護記録や国保連合会への請求データをインターネット上に保存し、介護事業所内だけでなく、例えば訪問先の利用者宅や他の支店からも利用することが可能です。

インストール(パッケージ・オンプレミス)型介護ソフトとは

インストール型介護ソフトは、介護ソフトを事業所のパソコンに直接インストールして使うソフトで、オンプレミス型やパッケージ型とも呼ばれます。
インターネットがなくても使えますが、データはそのパソコンにしか入っていないため、他の場所からは確認できません。

初期費用は高めですが、ランニングコストを抑えつつ、インターネット環境に依存しない運用が可能です。これにより、クラウド型にありがちな月末月初のアクセス集中による動作の遅延といった問題を避けることができます。

クラウド型のメリット・デメリット

費用面や使い勝手から、最近ではクラウド型の介護ソフトが主流になってきています。

ただし、状況によってはクラウド型よりもインストール型の方が適している場合もあるため、クラウド型介護ソフト12選をご紹介する前に、クラウド型の特徴とメリット・デメリットについて解説します。

クラウド型介護ソフトのメリット

メリット①コストが安い傾向にある
インストール型は初期費用+保守料金がかかる、もしくは一括で支払うことが多いため、導入のタイミングでまとまった費用が必要になります。ソフトにもよりますが、初期費用だけで100万円以上かかるケースもあります。

一方クラウド型は初期費用は無料のソフトも多く、たとえかかっても、低額であることがほとんどです。利用料は月額5,000円~30,000円程度が相場であり、月額費用に換算してもクラウド型の方が安く収まる傾向にあります。
メリット②セキュリティやメンテナンスはソフト会社におまかせでOK
クラウド型ソフトは更新や修理はすべて提供元が行ってくれるので、事業所側で難しい設定をする必要はなく、報酬改定の際も自動でアップデートされるため、常に最新の状態で使用できます。これにより、運用負担が軽減されるだけでなく、法令遵守をしやすくなります。

インストール型は更新や修理は自分たちで対応する必要があり、専門の業者に頼むこともあります。また、介護報酬改定の際には、バージョンアップ費用が別途発生する可能性もあります。
メリット③訪問先などどこからでもアクセス可能
インターネット環境さえあれば、事業所だけでなく自宅や訪問先からも実績入力やデータの確認・編集が行えるため、働き方の柔軟性が向上します。また、複数のスタッフが同時に作業を進められるため、チーム全体の効率も高まります。
メリット④データの安全性が確保できる
データの安全性が確保される点も重要です。クラウド型では専門のサーバーでデータが管理されており、定期的なバックアップやセキュリティ対策が施されているため、災害時やトラブル時のリスクを低減できます。

クラウド型介護ソフトのデメリット

デメリット①インターネット回線に依存する
クラウド型の介護ソフトはインターネットを使用するため、回線速度が遅い場合、ソフトの動作に影響が出る可能性があります。特に、アクセスが集中する毎月1日~10日の国保連請求のタイミングには、動きが遅くなる恐れがあるため、ソフト会社に事前に確認が必要です。

一方、オンプレミス(パッケージ型)の介護ソフトはインターネット回線に依存しないため、回線速度の影響は受けませんが、その代わりにパソコンやタブレットのスペックによって動作の快適さが決まります。
デメリット②カスタマイズ性が低い
インストール型と比較し、クラウド型の介護ソフトはカスタマイズ性が低い傾向があります。

例えば、日誌や報告書などの帳票系においても、インストール型では細やかなカスタマイズが可能な一方で、クラウドはカスタマイズできず、固定フォーマットを使用することになる可能性があります。クラウド型は無料のお試し期間を設けているソフトも多いため、お試し期間中にフォーマットの使い心地は悪くないか確認しておく必要があります。
デメリット③インストール型よりトータルコストが高くなることもある
インストール型の導入時の初期コストは比較的高いかもしれませんが、5年や10年でクラウド型とインストール型のトータルコストを比較した際に、インストール型の方が安くなるというケースもあります。当然ソフトによってはクラウド型の方が安い場合も多くありますので、料金を比較する際は同じ期間使用した場合で試算を行い、正しく費用を比較するようにしましょう。

主なクラウド型介護ソフト12選

主なクラウド型介護ソフトを12選、ピックアップしてご紹介します。条件に応じて事業所に合った介護ソフトを選んでみてください。

トリケアトプス(岡谷システム株式会社)

  • 料金:月額220円~(従量課金制・上限5,500円)

トリケアトプスは介護・看護・障がいに対応した総合型クラウドソフトです。介護記録では日々の介護記録を入力すると実績(請求)へ連動し、自動で実施記録票などを作成します。
利用者請求機能については、利用者選択方式で指定月から実績データを一括コピーできるので、毎月の事務作業が楽々こなせます。

最低220円と従量課金制のソフトでも最安値で使用でき、金額の上限金額もあるので安心。中規模事業者様や、事業立ち上げの際にも最適なソフトです。
実績入力や国保連請求、利用者請求はもちろん、シフト作成やアプリ連携、LIFEやケアプランデータ連携など、低価格帯の介護ソフトながら、多くの機能が付いたコスパの良い介護ソフトです。

トリケアトプス(岡谷システム株式会社)

カナミック(株式会社カナミックネットワーク)

  • 料金:要問い合わせ

カナミックは、記録から請求業務までの書類のやり取りをペーパーレス化できるクラウド型介護ソフトです。

タブレット対応の記録システムを活用し、統計や経営分析のためのデータ集計も可能です。クラウド型サービスのため、いつでもどこでも記録や確認を簡単に行えます。

さらに、利用者ごとのスケジュール管理や実績に基づく国保連請求データ・利用者請求データの作成にも対応。介護予防サービスの日割り計算もサポートしています。

カナミック(株式会社カナミックネットワーク)

介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)

  • 料金:月額8,800円~(標準パックで契約した場合)

シンプルで分かりやすい画面と操作性が特徴で、パソコンが苦手な方でも簡単に使えるソフトです。

介舟ファミリーは、現在利用中の介護ソフトからのデータ移行に対応しており、スムーズな切り替えが可能な介護ソフトです。初期の操作説明や初回の請求業務も丁寧なサポートがあるため、安心して使い始められます。

介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)

ほのぼのNEXT(NDソフトウェア株式会社)

  • 料金:要問い合わせ

ほのぼのNEXTは介護保険、障がい福祉、財務や給与など、機能が充実しており、小規模事業所から大規模事業所まで対応する介護ソフトです。

確実かつスムーズな請求業務を実現し、業務効率の向上をサポートします。月遅れ処理や返戻対応、月途中の保険者変更なども簡単に行えます。さらに、実績登録やケアマネジャーへの確認、領収書の作成も可能です。

ほのぼのNEXT(NDソフトウェア株式会社)

ナーシングネットプラスワン(プラスワンソリューションズ株式会社)

  • 料金:月額8,000円~

ナーシングネットプラスワンは、リーズナブルな価格と機能が充実している点が魅力の介護ソフトです。

シンプルな操作で国保連への請求までスムーズに行えます。
利用者情報の登録、サービス利用票の作成、給付管理、介護給付費請求書の作成をはじめ、計画書やモニタリング表の作成など、幅広い業務をこれ一つで対応可能です。

ナーシングネットプラスワン(プラスワンソリューションズ株式会社)

ワイズマン(株式会社ワイズマン)

  • 料金:要問い合わせ

ワイズマンは請求業務や事務作業を効率化するワンパッケージのサポートシステムです。

予定作成や稼働状況の確認、記録作業をスムーズに行うことができ、予定をそのまま実績に反映可能です。実績が予定と異なる場合のみ修正すれば記録が完了します。

ワイズマン(株式会社ワイズマン)

CARE KARTE(株式会社ケアコネクトジャパン)

  • 料金:要問い合わせ

CARE KARTEは“介護現場を知っているシステム会社”という創業以来培ってきたノウハウを活かし、AIを活用した音声記録ツールなど最新技術でお客様の「時間を生み出す」お手伝いをする介護ソフトです。
看護・介護・障害福祉サービスで行われる「記録・プラン・請求」までの運営を全面的にサポートします。

CARE KARTE(株式会社ケアコネクトジャパン)

福祉の森(株式会社日立システムズ)

  • 料金:要問い合わせ

福祉の森は介護・福祉スタッフの事務処理など生産性向上を支援するシステムです。日立システムズの持つ介護・障がい者支援事業者向けの関連サービスと連携することで入居者のケアとサービス向上により一層力を注ぐことができます。

福祉の森(株式会社日立システムズ)

けあ蔵(アルティウスリンク株式会社)

「けあ蔵」は専用サーバーを経由して請求データを国保連合会に請求する伝送代行サービスです。国保連伝送サービスで時間を削減したい・うっかりミスで返戻が多い・事業所のコストを見直したいなどのお悩みを解決します。

記録管理や書類作成機能はなく、伝送機能のみのため、費用が安い点が特徴です。伝送機能のみで良いという事業所様にはおすすめのソフトです。

けあ蔵(アルティウスリンク株式会社)

HOPE LifeMark-WINCARE(富士通株式会社)

  • 料金:要問い合わせ

HOPE LifeMark-WINCAREは、「様々な課題を解決し、介護の現場にイノベーションを」をコンセプトにお客様に最適なソリューションをお届けします。
日々の事務作業である計画書作成や利用者スケジュール調整を効率化し、時間の有効活用を図ります。

HOPE LifeMark-WINCARE(富士通株式会社)

Flowers NEXT(株式会社コンダクト)

  • 料金:要問い合わせ

直感的に使える画面や簡単入力、安定の法改正対応、手厚く安心のサポート体制が特徴の介護ソフトです。
インターネット環境がなくても利用できるインストール型とメンテナンス管理が不要のクラウド型から選択することができます。
LIFEやケアプランデータ連携にも対応しています。

Flowers NEXT(株式会社コンダクト)

Blue Ocean Note(株式会社ブルーオーシャン)

  • 料金:要問い合わせ

記録管理業務に特化した介護記録システムです。

一日のサービスの流れに合わせたチェック表で記録が完了し、連絡ノートが自動作成されます。計画書に基づく記録管理や個別機能訓練などの加算サービスの対応した記録管理が可能です。また、バイタル測定機器とも連携し(特許取得)記録時間短縮が出来ます。

Blue Ocean Note(株式会社ブルーオーシャン)

介護ソフトを選ぶ際のポイント

介護ソフトは様々な種類があり、費用や特徴、中規模事業者様向け~大規模事業者様向け、機能など、ソフトによって様々な特徴があります。以下では介護ソフトを選ぶ際のポイントをご紹介いたします。

①費用
介護ソフトの利用料は5,000円~30,000円ほどと、金額に幅があります。また、初期費用がかかる場合もあります。欲しい機能に対してオーバースペックな介護ソフトを導入してコストが高くなってしまった…なんてことのないように、費用と欲しい機能を照らし合わせて、コストパフォーマンスの良い介護求ソフトを選ぶようにしましょう。
②各事業所・目的に合った介護ソフト
介護ソフトによっては、介護に強いソフト・介護記録に強いソフトなど、特徴が様々です。導入目的に合わせた介護ソフトを選ぶようにしましょう。また、パソコン作業に不安があるため、サポートが充実している介護ソフトを選ぶ・使用したい補助金に対応しているソフトを選ぶなど、事業所に合った介護ソフトを選ぶことも大切です。また、医療や障害に対応しているのかなど、事業所の提供するサービスに合った機能があるのかを確認する必要があります。
③大規模事業者様向け・中規模事業者様向け
複数の施設・事業を運営する、大規模事業所向け機能を搭載したタイプか、対応する種類や事業所施設間連携に制限があるものの、その分シンプルで使いやすく、安価なソフトが多い中規模事業者向けか、事業所の規模に合わせた介護ソフトを選びましょう。
④機能
費用が安い分、機能に制限のある介護ソフトもあります。新LIFEや・ケアプランデータ連携など、欲しい機能が付いているか確認するようにしましょう。
⑤外部機能との連携
例えば、請求機能が無い以下の記録ソフトも介護ソフトと連携することで請求業務を行うことができます。

・定期巡回・随時対応サービス業務支援システム<スマケア>
・訪問介護記録アプリ<Colibri>
・デイサービス業務効率アプリ<ラクウェア>

その他、介護記録ソフトによっては、見守りシステムやナースコール、服薬管理システムと連携することも可能です。
現状使用している外部機能があれば、それらと連携可能な介護記録ソフトを選択すると、更なる業務効率化に繋がります。

クラウド型の介護ソフトを選ぶ際の注意点

クラウド型の介護ソフトを選ぶ前に、知っておくべき注意点は、「クラウド型=台数無制限」ではないということです。介護ソフトの料金体系はメーカーによって異なり、パソコンやタブレット1台ごとに◯◯円の料金が発生するものもあれば、台数に関係なく一律◯◯円で利用できるものもあります。そのため、導入前に「台数無制限で利用できるかどうか」を確認しておかないと、予想以上のコストがかかる可能性があります。

介護ソフトを選ぶ際は、「クラウド型かどうか」だけでなく、各メーカーの提供する料金プランや仕組みもしっかり確認することが大切です。

クラウド型介護ソフトならトリケアトプスがおすすめ

クラウド型介護ソフトのトリケアトプスは、介護現場の負担を軽減し、効率化を行うための介護ソフトです。 トリケアトプスが選ばれてきたポイントは以下の4つです。

01 お得な料金体系
トリケアトプスは従量課金制を採用しており、ご請求は使った分のみ。

最低220円/人~使用可能で、従量課金制の介護ソフトの中でも業界最安値です。上限価格もあるため、事業所の規模が大きくなって、思ったより負担が大きくなってしまった…なんてこともなく安心です。
オプションによる追加費用も無し、デバイス台数も無制限。全ての機能を標準装備で使用可能です。
02 パソコンが苦手な人でも使いやすい画面
ケアマネジャーやヘルパーさん、どんな人でも使いやすいよう、直感的にどこに何があるか、分かりやすい操作画面を設計しました。
iOS/Androidのスマホアプリも対応しており、スマホからでも簡単に実績入力が行えます。
イメージキャラクターのトリケアちゃんが見守ってくれる、女性に人気の可愛い操作画面です♪
03 ご利用いただいている事業者様の92%が「サポートに満足」と回答
介護ソフトの使い方で分からないことがあれば、お電話頂ければ、専任のオペレーターが丁寧に対応致します。開発元が運営も行っているため、わからないことは丁寧にしっかりとご説明することができます。

電話もつながりやすく、困っている時にすぐ頼っていただけます。
04 お客様のお声から機能を開発
お客様から多くの声を寄せられた「こんな機能がほしい!」という機能を、他社では対応できないスピードでの実装を実現。ほぼ標準機能としてアップデートしているため、追加費用はいただきません。開発元がサポートも行っているため、ダイレクトに機能を反映することができます。

トリケアトプスは、最大3ヶ月間の無料体験を実施しております。 この機会にトリケアトプスをぜひお試しください。

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