介護の基礎知識
8月のレクリエーションアイデア集|高齢者施設・デイサービス向け
- 公開日:2025年06月24日
- 更新日:2025年06月24日

8月は夏のイベントが盛りだくさん。暑さが続く季節ではありますが、室内でも涼しく楽しめる工夫をこらしたレクリエーションを取り入れることで、利用者の皆さんに季節感やにぎやかさを感じていただけます。
本記事では、高齢者施設やデイサービスで実践しやすい、8月ならではのレクリエーションアイデアをピックアップ。夏祭り風のイベントから涼を感じる工作、懐かしい歌レクまで、幅広くご紹介します。
8月のレクリエーションのポイント
8月は気温・湿度ともに高く、熱中症や脱水への配慮が特に重要な時期です。レクリエーションを企画する際は、季節感を楽しみつつ、安全・快適に過ごせる工夫がポイントとなります。
- 室内で涼しく楽しめる内容を選ぶ
猛暑日が続く中、屋外での活動はリスクが高くなります。夏を感じられる室内レクを中心に組み立てましょう。 - 水分補給や休憩時間の確保を忘れずに
レクリエーションの前後や途中にこまめな水分補給の声かけを行い、無理のない時間設定にしましょう。冷房の効いた環境でも脱水リスクはあるため注意が必要です。 - 五感を刺激する内容を取り入れる
夏の音(風鈴や花火)、香り(アロマや夏野菜)、視覚(うちわや提灯の装飾)など、五感で季節を感じられる工夫が利用者の心を動かし、記憶や感情の活性化にもつながります。 - 懐かしさを感じられるテーマが効果的
お盆や花火、盆踊りなど、昔懐かしい夏の風物詩をテーマにしたレクは、高齢者にとって親しみやすく、自然と会話が広がりやすいのも特徴です。
8月ならではのレクリエーション
8月は夏本番に向けた行事が盛りだくさん。ここでは、8月ならではのレクリエーションの具体例をご紹介します。
俳句作り

8月19日は俳句の日。言葉遊びの一環として、俳句を考えるレクリエーションです。自由に俳句を作ってもらいましょう。最後に作品を発表し、参加者同士で感想を共有することで、皆でわいわい盛り上がることができます。創造力を刺激し、言葉を考えることで脳の活性化にもつながります。「季語なし自由俳句」でも十分楽しめます。
■準備する物
- 俳句用の用紙(マス目付きや自由記入形式)
- 筆記用具(鉛筆・ペン)
- 季語リスト(8月の季語を簡単な言葉でまとめた一覧)
- 参考句(例:「夏草や 兵どもが 夢の跡」など)
- テーマカード(任意/「夏祭り」「蝉の声」「風鈴」など)
- ホワイトボード・模造紙(発表や掲示用)
■進め方
- 俳句とは?を簡単に説明します。(五・七・五の17音で季語を含めて詠む)
- 「難しく考えず、感じたまま書けばOK」と伝え、安心してもらいます。
- 8月の季語を紹介(例:夕立/向日葵/盆踊り/蝉/涼風 など)
- 1人1句作成してもらいます。難しい方には「穴埋め形式」や「3語選んで並べる」方法も可能です。例:「○○や ○○の中の ○○かな」などのテンプレートを用意
- 職員が聞き取り・代筆サポートもOKです。
- 順番に読み上げたり、掲示して回覧します。
- 「いいですね!」「その光景が浮かびます」といった共感のリアクションを大切にしましょう。
- 優秀作品に拍手や「小さな賞」も良いでしょう。
- 模造紙やホワイトボードにまとめて貼り、しばらく施設内に掲示しておきます。
手作り千本引き

千本引きとは、たくさんの紐の中から1本を引いて、どんな景品が出るかを楽しむ「くじ引き形式のゲーム」です。主にお祭り・縁日・イベントなどで人気があり、視覚的にも楽しく、ワクワク感・ドキドキ感が味わえるレクリエーションとして親しまれています。指先を使う+視覚と聴覚の刺激で、軽い脳トレ効果もあります。景品より「雰囲気」「くじを引くワクワク」がポイントのレクリエーションです。
■準備する物
- 段ボールやパネル
- 毛糸や紐(人数分の本数/1本あたり60〜80cm程度)
- テープやホチキス(紐の固定用)
- 紐の先に結ぶ「景品」or「メッセージ」(紙くじ)
- 景品:お菓子、ティッシュ、メモ帳、お楽しみカード、メッセージなど
- 番号札 or くじ引きカード(順番決め用)
■進め方
- 段ボールやボードに穴を開けて毛糸や紐を通す。
→ 紐の端に景品やくじを結び、ボードの裏側に隠す形に。 - ボードの表側には毛糸の端をバラバラに並べて見せる(どれが何か分からないように)
- 紐の先に「アタリ」「ハズレ」「○○をもう1回」「メッセージ」などを結ぶのも楽しい。
- 参加者に順番にくじを引いてもらいます。
- 紐を1本選び、引っ張って中身を取り出す。「アタリ」には拍手やBGMを流してもOK。「職員の一発芸を見る権」や「もう1回引ける券」など、ユニークな内容を混ぜても◎
盆踊り大会

夏といえば、浴衣にうちわ、そして懐かしい音楽にあわせて踊る盆踊り。子どもの頃や地域のお祭りで踊った思い出がよみがえる方も多いのではないでしょうか?
高齢者施設やデイサービスでも、座ったままでも楽しめる盆踊りは、季節感を味わいながら体を動かせる人気レクリエーションです。
今回は、施設内でも無理なく安全に実施できる「盆踊り大会」のアイデアをご紹介します。
■準備する物
- 音源(CDプレイヤー・Bluetoothスピーカー・スマホ等)
└ 盆踊りの定番曲:「炭坑節」「東京音頭」「花笠音頭」など - 会場装飾(ちょうちん風の飾り・うちわ・浴衣の写真パネルなど)
- うちわや手ぬぐい(踊りの小道具として)
- 模擬やぐら(あれば):段ボールや紅白幕で簡易的に中央の柱を演出
- 水分補給用の麦茶・塩分タブレットなど(熱中症予防)
■進め方
- 「今日はみんなで昔懐かしい盆踊りを楽しみましょう!」とアナウンス
- 曲の紹介や、地域で馴染みのある盆踊りがあれば選曲に反映しましょう。
- 職員やレク係が手本の動きを軽く見せます。
- 浴衣風のハッピや帯を羽織るとより雰囲気が出ます。
- 座ったままでもOK。車椅子の方も手ぶり・拍手・うちわ振りで参加可能です。
- 輪になって軽く回るのも◎
かき氷づくり

夏らしいひんやりレクとして、かき氷を楽しみます。シロップはいくつか用意し、利用者自身に選んでもらうことで主体性も生まれます。「子どものころ、何味が好きでしたか?」など、思い出話を引き出して盛り上げましょう。アレルギーや嚥下機能に注意し、個別対応が必要な方にはゼリーやシャーベットを用意するなど配慮しましょう。
■準備する物
- 手動または電動かき氷機
- 氷(事前に多めに準備)
- シロップ(いちご、メロン、ブルーハワイなど)
- プラスチック容器、スプーン、おしぼり
■進め方
- かき氷の機械を紹介します。
- 食べたい味を聞きながら順番にかき氷を作ります。かき氷機の操作は職員が行います。
- 氷をカップに入れ、利用者に「いちご味ですね、かけますね」と声をかけながらシロップをかけます。手が使える方には「最後にご自分でかけてみますか?」と促してみましょう。
- 出来上がったら皆で一緒に食べましょう。 「冷たくておいしいですね」「昔は縁日で食べましたよね」など楽しく会話を広げます。
- 食後のおしぼり・お茶を配って終わります。
うちわづくり

オリジナルのうちわを作り、夏を楽しく迎える準備をします。実用性もあり、持ち帰りや展示もできます。認知症の方にも取り組みやすい活動です。完成品を持ち帰ってもらうとご家族との話題にもなります。
■準備する物
- 無地のうちわ(100均や通販で購入可能)または厚紙+割りばしで手作り
- 色鉛筆、クレヨン、スタンプ、折り紙などの装飾素材
- のり、ハサミ、マジックペン
- 夏らしいイラストの見本(ひまわり、花火、スイカなど)
■進め方
- 作業机に新聞紙を敷いて準備をしましょう。手の不自由な方には貼る素材をあらかじめ切っておきます。
- どんな絵を描いたり飾りを貼りたいか話しながら制作します
- 職員は「いい色ですね」「その花火、きれいです!」など声かけしながらサポートしましょう。手先が不自由な方には「このあたりに貼りましょうか?」など聞きながら介助します。
- 完成後、皆で見せ合って写真撮影や展示をします。
プロジェクターでの花火鑑賞会

本物の花火大会への外出が難しくても、施設内で“花火気分”を楽しめる鑑賞会です。プロジェクターやテレビを活用し、映像と音で臨場感を演出します。音が苦手な方には音量を調整。時間も20~30分程度に抑えると集中しやすいです。花火だけでなく、海の映像など、お出かけは難しいけど行ってみたい場所でアレンジも可能です。
■準備する物
- 花火大会の映像(YouTubeなどの無料素材やDVD)
- プロジェクターや大型テレビ、スピーカー
- 会場の装飾(提灯風飾り、うちわなど)
- 冷たいお茶やラムネなどの飲み物
■進め方
- 会場を花火大会風に飾りつけし、少し暗くします。
- 映像を流す前に「昔、どこで花火を見ましたか?」など回想を促す会話をしましょう。
- 花火映像を上映しながら「たまや~!」「すごいね!」と職員も一緒に盛り上げます。
- 途中で冷たい飲み物を配って“夏祭り”気分を盛り上げます。
- 鑑賞後は「また見たいね」「きれいだったね」など感想を共有します。
スイカ割り

スイカ割りを通して夏気分を味わいながら、利用者の笑顔と交流を引き出すレクです。実物のスイカは難しいので、スイカ柄の紙風船で代用しましょう。転倒リスクがある場合は座ったままでもOK。参加が難しい方にもスイカのおすそ分けで一体感を出しましょう。
■準備する物
- スイカ柄の紙風船
- 新聞紙を丸めた棒(安全性を重視)
- アイマスク(ハンカチなどでOK)
- ビニールシート(床保護用)、タオル
- 冷やしたスイカのカット or スイカゼリー(嚥下配慮)
■進め方
- 「今日はスイカ割りに挑戦します!」と元気にスタートします。
- 安全を確認し、順番に棒を持ってチャレンジします。(座位・立位は個別に判断)
- 周囲の方も「右だよ!」「そこそこ!」と声かけをして参加します。
- 割れたら拍手して盛り上げます。
- ひと段落したら冷やしておいた本物のスイカを食べましょう。
- 食べる際には「昔、縁側で食べたね」「種飛ばししたね」など会話を広げます。
風鈴づくり

透明カップやペットボトルなどを使って、風鈴を手作りします。音を楽しむだけでなく、装飾の楽しさ・完成後の展示も喜ばれます。風鈴作りの工作は個性が出やすく、感性を活かせます。「どんな模様にしましょうか?」「この色、夏らしいですね」など会話も弾みます。
■準備する物
- プラコップ(透明)またはペットボトルの底部分
- 色画用紙、折り紙、マジック、シール(飾り用)
- タコ糸、鈴またはビー玉など音の出る素材
- テープ、はさみ、のり、穴あけパンチ
- 吊るすためのフックまたは壁面展示スペース
■進め方
- 職員がプラコップに穴を開け、糸と鈴を通して準備しておきます。
- 利用者に色紙や折り紙を使って自由に装飾してもらいましょう。
- 完成したら施設内に吊るして飾っておきましょう。
金魚すくいゲーム

水に浮かせた金魚(風)をお玉やうちわで救うゲーム。視覚・手先・集中力・笑いが生まれる夏レクです。体を乗り出して前傾する動きが自然に促されるため、リハビリ効果もあります。水が怖い方には「乾いた金魚すくい」バージョンも可。
■準備する物
- タライや大きめの容器(床濡れ対策にビニールシート)
- 赤いスポンジ・フェルトなどで作った「金魚」
- すくう道具:お玉、紙皿に穴を開けたもの、プラスチックスプーンなど
- タイマー(制限時間を設けても◎)
■進め方
- タライに水を貼って金魚を浮かべて準備しておきます。
- 順番に挑戦してもらい、職員が「がんばって!あと1匹!」と声かけします。
- 難易度はお玉→紙皿→うちわと変更できます。
- 成功したら「〇匹ゲット!すごい!」と拍手で盛り上げます。
- 終了後は「本物の金魚をすくったことありますか?」など会話を楽しみましょう。
ヨーヨー釣り風バランス運動

水風船の代わりに軽量ボールや風船を使い、釣りの動作でバランス・腕の可動域・集中力を楽しく刺激します。体幹・腕・視覚のトレーニング要素があり、ゲーム性が高く盛り上がります。高齢者の身体機能に合わせて距離や道具を調整しましょう。水を少なくしたヨーヨーでも可能ですが、顔や手に当たると危ないので、軽い風船を使った方法をご紹介します。
■準備する物
- カラーボール、紙風船など軽い“ヨーヨー”素材
- 糸にクリップを付けた“釣り竿”(洗濯バサミや磁石も可)
- ヨーヨーを置く容器(浅め)
- 安全対策のため、座って行う環境(椅子 or 車椅子)
- タイマー
■進め方
- ヨーヨーを配置して準備をしておきます。
- 利用者に釣り竿を持ってもらい、ゲームをスタートします。
- 「少し前に出してみましょう」「もう少し右です」と丁寧に声かけします。
- 釣れたら大きく反応して「やったー!」「上手ですね!」と声掛けしましょう。
- 成果を記録したり、釣った数でちょっとした景品を渡しても盛り上がります。
音楽レクリエーション

夏をテーマにした楽曲を鑑賞したり、歌ったりする音楽レクリエーションです。さらに、簡単な楽器を使ったリズム遊びや合奏を取り入れると、より楽しい音楽レクリエーションになります。紙コップやペットボトルを活用した手作り楽器で、リズムを刻んでみましょう。また、参加者が順番に歌を歌う歌詞リレー形式にすることで歌詞が思い出せるかどうかを楽しみながら、記憶力や発声を鍛えられます。
■おすすめ曲
- 夏の思い出/森山良子など多数
→ 「夏がくれば 思い出す…」の歌詞が印象的。 - 真っ赤な太陽/美空ひばり
→ 明るく元気に歌える夏の定番。 - 海(「海は広いな 大きいな~」)
→ 夏の定番唱歌。穏やかな雰囲気で合唱しやすい。 - 我は海の子(「われは海の子 白波の~」)
→ 夏の海の雄大な情景が浮かぶ力強い歌。男性利用者にも人気。 - 君といつまでも/加山雄三
→ 海や若さ、夏の恋を感じる一曲。BGMにも最適。 - 二人の銀座/和泉雅子・山内賢
→ 夏のデート風景が描かれるさわやかなデュエット曲。
8月のクイズ大会

夏にまつわるクイズ大会を開きます。マルバツ問題にしたり、3択にすることで難易度が下がり、高齢者の方でも答えやすくなります。
■問題例
問1:8月の風物詩である「花火大会」。日本で最も古い花火大会はどこで始まったとされているでしょう?
①隅田川(東京)
②淀川(大阪)
③長岡(新潟)
<答え>①:1733年、両国で始まった「両国川開き」が花火大会のルーツとされています。
問2:8月にお盆を迎える地域が多いですが、お盆にお供えする野菜の代表的なものはどれでしょう?
①トマトとナス
②キュウリとナス
③ピーマンとカボチャ
<答え>②:キュウリの馬とナスの牛を精霊馬として飾る風習があります。
問3:8月の旧暦の名前「葉月(はづき)」の意味として、もっとも有力とされている説はどれ?
①葉が落ちるから
②葉が茂るから
③葉を染めるから
<答え>①:秋の気配を感じ始めるころで、「葉落ち月」が語源という説があります。
8月の脳トレ(クロスワードパズル・間違い探し)

8月にちなんだ言葉を使ったクロスワードパズルや、間違い探しゲームを取り入れましょう。
「8月」にちなんだ言葉の例
- 太陽(たいよう)
- 夕立(ゆうだち)
- 浴衣(ゆかた)
- 花火(はなび)
- 線香花火(せんこうはなび)
- 夏休み(なつやすみ)
- 夏祭り(なつまつり)
- お盆(おぼん)
- ひまわり
- 朝顔(あさがお)
- スイカ
- そうめん
- トウモロコシ
- 海(うみ)
- 風鈴(ふうりん)
- ラジオ体操(らじおたいそう)
- 蚊(か)
- 蝉(せみ)
- 扇風機(せんぷうき)
- 虫取り(むしとり)
- 金魚すくい(きんぎょすくい)
通年を通して楽しめる室内レクリエーション
8月以外でも、通年を通して楽しめる室内レクリエーションを集めました。
8月は気温が高く、熱中症のリスクも増す時期です。そのため、室内でのレクリエーションは、安心・安全に活動を楽しむための良い選択肢となります。冷房の効いた室内なら、体力に不安のある方や暑さに弱い方でも無理なく参加でき、活動の幅も広がります。
風船バレー

室内で体を動かせるレクリエーションは、暑くて外に出られない日の気分転換に最適です。室内でできる運動ゲームとして、風船バレーはおすすめです。座ったままでも参加できるので、多くの方が楽しめます。
■準備するもの
- 風船
- 簡易ネット(タオルや紐で代用可能。ネットの高さは低めに調整)
- コーンやテープ(プレイエリアの境界を作るため)
■進め方
- 参加者を2つのチームに分けます。人数に合わせて、1チーム2~4人程度が理想です。チームごとにコートを分け、プレイエリアを確保します。例えば、コーンやテープでコートの境界線を引きます。
- 風船を手で打って、相手チームのコートに風船を落とします。風船は軽いので、動きが遅く予測しやすく、ゆっくり楽しめます。サーブ(最初の一発)は、1チームから順番で行います。その後はお互いに風船を打ち合って、相手チームのコートに風船を落とします。風船が地面に落ちた場合、相手チームにポイントが入ります。
- ゲーム時間が終了した際にポイントの多いチームが勝ちです。ゲーム時間は利用者の体力に合わせて5分または10分程度とします。
ペットボトルボウリング

ペットボトルとボールを使用したボウリングも雨の日の気分転換に最適です。チーム制にするとより盛り上がります。
■準備するもの
- 空のペットボトル 10本(500ml〜2Lのものがおすすめ)
- ボール(サッカーボールやビーチボールなど、転がしやすいもの)
- 水(ペットボトルの重りとして使用)
- ガムテープ(ピンの位置や投球ラインの目印用)
■進め方
- ペットボトルに少量の水を入れて重りにします。入れすぎると倒れにくくなるので、1/4程度が目安です。フタはしっかりと締めるようにしましょう。
- ボウリングと同様に、三角形の形に並べます。各列の間隔は、ボールが転がりやすいように適度に広めにしましょう。ピンの位置にはテープなどで印をつけると、倒れた後の復元がスムーズです。
- ペットボトルから2〜3メートルほど離れた位置に椅子を設置します。椅子に座ってボールを転がしてもらい点数を競います。
的当てゲーム

的に「10点」「30点」「50点」などの点数を書いて、的に当たった場所の点数を合計して遊びます。点数以外にも「ひまわり」「花火」「うちわ」など夏にちなんだ絵を入れて、当たった絵に応じたポイントや特典をつけるのも季節感が出ます。
■準備するもの
- 的:画用紙や段ボールを使って円や四角の的を作り、点数を書き込む。市販の的を利用してもOK。
- ボール:安全で投げやすいもの
- テープやひも:参加者の座る位置や投げるラインを示す。
- ホワイトボードや紙:得点を記録するために使用。
- 椅子(必要に応じて):座ったまま行う場合に使用。
■進め方
- 床や机の上に的を設置します。的には得点を表示します。的と参加者の距離は、参加者の身体状況に合わせて調整しましょう。無理なく届く距離にするのがポイントです。
- 1人3回ずつボールを投げるなど、回数や順番を決めます。的に当たった場所の得点を合計し、高得点の人やチームが勝ちとなります。
- 参加者が順番にボールを投げ、職員が得点を記録します。
まとめ

8月は暑さの厳しい時期ですが、工夫次第で室内でも季節感を楽しめるレクリエーションがたくさんあります。利用者の皆さまが笑顔になれる時間をつくるために、ぜひ今回ご紹介したアイデアを参考にしてみてください。安全に配慮しながら、夏ならではのひとときを楽しみましょう。