介護の基礎知識
「要介護認定」とは
要介護認定の流れ
1.申請
役所にて本人もしくはその家族から行います。地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、介護保険施設から代行することも可能です。
<申請に必要なもの>
・申請書…主治医氏名、医療機関名、所在地、電話番号を記入する必要がありますので、かかりつけ医がいる場合は、事前に確認しておくとよいです。
・介護保険被保険者証…更新申請などで準備して下さい。40~64歳の方は、健康保険の保険証が必要です。
2.要介護認定(調査)
市区町村の調査員などが自宅を訪問し、心身の状態に関する調査(基本調査・特記事項)について聞き取りします。
3.要介護認定(判定)
一次判定…訪問調査の結果や主治医意見書の一部の項目に基づき、コンピュータによる判定が行われます。
二次判定…各分野の専門家より構成される介護認定審査会にて、一次判定の結果、主治医意見書などに基づき、審査・判定が行われます。
要介護認定の結果
要介護(支援)度が決定され、利用できるサービスが決まります。※2022年12月現在
- 非該当
- 要支援1 / 区分支給限度基準額:5,032単位
- 要支援2 / 区分支給限度基準額:10,531単位
- 要介護1 / 区分支給限度基準額:16,765単位
- 要介護2 / 区分支給限度基準額:19,705単位
- 要介護3 / 区分支給限度基準額:27,048単位
- 要介護4 / 区分支給限度基準額:30,938単位
- 要介護5 / 区分支給限度基準額:36,217単位
- 介護ソフト「トリケアトプス」では…
- 市区町村の認定調査による要介護度の判定(コンピュータによる一次判定)をシミュレーションできます。判定結果を履歴化し、保存することが可能です。
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