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介護の基礎知識

【解説】備考欄エラー:ANN0

内容

同月に同じ給付管理票(新規)を提出済です。

原因

該当の給付管理票と同一被保険者、同一サービス提供年月の給付管理票が既に国保連合会に登録されている場合にこのエラーとなり、原因として以下のことが考えられます。

① 伝送時に同一の給付管理票ファイルを複数回送信した場合。媒体(CD-R等)に同一の給付管理票ファイルを複数回登録した場合も同じ。

② 伝送で、一度給付管理票を送信したが、送信後に誤りに気づき、訂正して再度送信した場合。媒体(CD-R等)も同様に、媒体に登録後、再度訂正したデータを登録した場合。

③ 月の途中で居宅介護支援事業所、または地域包括支援センターが変更となった場合。
この場合、制度上その月の末日時点の居宅介護支援事業所、または地域包括支援センターのみが給付管理票を提出することになりますが、変更前の居宅介護支援事業所、または地域包括支援センターが誤って給付管理票を提出した場合にこのエラーになることがあります。(月の途中で保険者が変わったため、居宅介護支援事業所、または地域包括支援センターが変わった場合等は、この条件に該当しません)

④ 他の利用者の保険者番号や被保険者番号を誤って入力した給付管理票と同一被保険者(入力間違いをした保険者番号、被保険者番号の被保険者)の正しい給付管理票を一緒に提出した場合。

対応

①既に正しい給付管理票が登録されていると思われます。この場合は、再提出の必要はありません。

②返戻となった給付管理票が正しいものか確認し、正しいものであれば登録された給付管理票は間違っているので、翌月「修正」区分で提出します。返戻となった給付管理票が間違った給付管理票であれば、正しい給付管理票が登録されているので、再提出の必要はありません。

③月末時点の居宅介護支援事業所、または地域包括支援センターが給付管理票を提出します。変更前の居宅介護支援事業所、または地域包括支援センターは、給付管理票を提出できません。

④返戻となった給付管理票が誤って被保険者番号等を入力したものであれば、正しい被保険者番号等を入力した給付管理票を「新規」分として、次回再提出します。また、正しい給付管理票が返戻となり、誤った給付管理票が登録された場合は、誤って登録された被保険者番号を入力した給付管理票を「取消」分として、次回再提出します。取消されたことを確認後、正しい被保険者番号等を入力した給付管理票を「新規」分として、再提出して下さい。

介護ソフト「トリケアトプス」では…
①・②該当月で国保連請求帳票が作成されている場合は、同じ月では、新たな国保連帳票を作成できないようにチェックしています。トリケアトプスにてデータ伝送した場合は、送信済みのデータが取消された後、新たな帳票が作成できるようになります。

③予定実績入力画面にて、国保連への請求状態を請求対象外としていただければ、国保連データ作成の対象から外すことが可能です。

④利用者情報は、一元化され、登録時に保険者番号と被保険者番号の組み合わせをチェックしています。登録済みの場合は、重複している旨のエラーメッセージが、表示されます。
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